アスタリフト ホワイト

いまやあまり珍しくもない整形。
プチレベルだったら、あなたの周りにも意外とたくさんいるのでは?
とはいえ、まだまだ整形を身近に感じることもなかった私。
けど、私の周りにも一人だけプチ整形をした子がいるのです。
といっても、私は最初まったく気が付きませんでした。
いや、気が付かなかったというと語弊がありますね…。
実は、術後わりとすぐにその子を含めた何人かで飲み会をしたのです。
私は少し遅れて合流。
すると、普段は裸眼の彼女が眼鏡をしていました。
眼鏡姿を見るのは初めてで、なんだか新鮮。
その眼鏡のせいなのか、なんだか普段と顔が少し違うような?
どこがと言われると「ここ!」と明確には言えないけど、とにかくなんか違う!
そう思った私は、なんの悪気もなく

 

「なんか今日、顔ちがうねー!」

 

なんて言ってしまいました。
彼女は、「やっぱりそう?」と笑っていましたが、ほかの子は特に触れることなく、
すぐに違う話題になりました。
なんだ。私が来る前に、もう一通りこの話題については盛り上がったのね。
そう思った私も、以後彼女の顔に触れることはありませんでした。

 

数日後、その飲み会に参加していた別の子と二人で会う機会がありました。
ご飯を食べながら軽く飲み、気持ちよくなったところで彼女は言いました。

 

「この間はびっくりしたよー。あんたって実は鈍感だよね」

 

何のことだかわからない私が、なんのこと?と聞いたところ、彼女は声を潜めて言いました。

 

「あの子、二重にプチ整形したんだよ。あの飲み会の時は瞼がまだ腫れてたのよ」

 

衝撃でした。
あまりにびっくりし過ぎて、アヒージョの中にバケットを落としてしまったくらい。
身近にプチ整形をした子がいるということ。
そして、自分のあまりの鈍感さ、無神経さ。
穴があったら入りたいとはこのことです。

 

その後、例の彼女は瞼の腫れも引き、きれいな二重ラインになっていました。
そう言われて見ると、なるほど、目の印象が変わったんだわ。
私、整形を特別否定するタイプではありません。
お金とリスクを払って、理想の自分を手に入れる。
そこになんの矛盾も感じないからです。
彼女も、お金とリスクを払って理想の瞳を手に入れたのです。
なのに私ときたら…。
思いのほか、プチ整形が身近にあるということ。
そして迂闊な発言には気をつけなきゃなぁと改めて思った事件でした。